Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

Essai sur la Reforme de la Formation des Instituteurs en la Troisieme Republique (5)

Published Date
2008-10-25
Abstract
本稿では,1879年師範学校設置法の成立過程について,上院における審議の後半部分をとりあげ,概要をまとめるとともに,とくに改革立案・推進主体の言説の特徴を考察した。具体的には,①法案反対論の演説,②法案を支持する公教育大臣の演説,③逐条審議における修正案の内容と提案理由の内容,の3点について概要を示し,それぞれの特徴を検討した。②のジュール・フェリーの演説からは,師範学校の教育の特質を「教授法の教育」「附属学校」での実習を中核とする「教育学的教育」の充実に置いたもので,改革立案・推進主体の構想を具体的に示すものであったことが,あきらかとなった。これらの論議の後,本法案は上院においては修正されることなく可決され,これをもって1879年師範学校設置法は法制的に成立したのであった。
Keywords
第三共和政
師範学校
ジュール・フェリー
教育学
附属学校
ISSN
0471-4008
NCID
AN00032875
NAID
JaLCDOI