Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

Complimenting in Psitive Politeness - From the Viewpoint of Gender

Seta, Yukito publons researchmap
Kida, Yoshie
Published Date
2008-02-25
Abstract
ことばの意味をその前後の文脈や会話の参加者,話された状況など様々な側面を考慮して捉えようとする学問分野に語用論がある。 こno 研究領域の中で,20年ほど前からポライトネス(politeness)ということばが頻繁に現れるようになってきている。 様々な研究者によってポライトネスが論じられ,またその公理や理論となるものが提唱されてきた。中でも Brownin と Levinson のポライトネス理論は「ポライトネス」研究の発展に大きく貢献したと考えられる。 本稿では,彼らのポライトネス理論に基づき,ジェンダーの観点から「ほめる」という言語行為に注目して,実際の談話を分析し,日本では「ほめる」行為はジェンダー・イデオロギーとして「女性」と深く結びついていることを示す。
Keywords
積極的ポライトネス
ほめる
ジェンダー
ISSN
0471-4008
NCID
AN00032875
NAID
JaLCDOI