JaLCDOI 10.18926/61619
タイトル(別表記) Individual Research Project as a course in the EPOK Course Curriculum
フルテキストURL biess_5_240_248.pdf
著者 大林 純子|
抄録 短期留学プログラムEPOKの受入においては、多様化しうる受入留学生の目的やニーズに対応する学習(履修)コースの拡充が必要である。とりわけ、過半数が英語圏からの交換留学生であるEPOKでは、英語を使用言語として運営しており、履修コースに置いても英語による授業の拡充は第一の課題である。本稿では、交換留学生にとって必要十分な学習プログラムを模索するうえで、個別研究(Research Project)科目を活かす工夫に注目する。特に、EPOK修了カリキュラムにおいて必修科目と位置づけ、大半のEPOK生が履修する個別研究科目(EPOK Research Project)の開講、留学生の取組みを概観する。中でもリサーチのトピックに表れる留学生の関心分野は履修コースの拡充という課題に示唆を投じてくれる。5年間のEPOK Research Projectの成果と課題を振り返り、留学生のニーズに合う個別研究科目の改善を図りたい。
キーワード 交換留学生受入プログラム 留学生教育 個別研究 留学生の関心テーマ
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2020-12-30
5巻
開始ページ 240
終了ページ 248
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120007004141
JaLCDOI 10.18926/53183
タイトル(別表記) De-colonizing a museum in Hawai‘i: negotiations, identity politics and native Hawaiians
フルテキストURL bhe_010_171_178.pdf
著者 大林 純子|
抄録  19 世紀末に設立されたハワイのビショップ博物館において、20 世紀の終盤に発生した 先住民ハワイアンと博物館の間の文化政治的闘争は、2009 年に達成されるビショップ博 物館の展示大改変に象徴される脱植民地主義への一つのプロセスと位置づけられる。特 に「アメリカ先住民墓地保護再葬法」(Native American Graves Protection and Repatriation Act、通称“NAGPRA”)の適用による遺物の返還運動をめぐってビショップ博物館とハワ イ先住民の間で展開された議論は、文化の所有、モノの意味、収蔵物の解釈を巻き込み ながら博物館という植民地主義の遺産を脱構築していく過程として観察される。
キーワード ポストコロニアル博物館 先住民運動 カルチュラル・ポリティックス ハワイ文化
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2014-12
10巻
開始ページ 171
終了ページ 178
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005567865
JaLCDOI 10.18926/52187
タイトル(別表記) A review of the 2013 preparatory language(Chinese/Korean)training in the CAMPUS Asia program
フルテキストURL bhe_009_017_026.pdf
著者 大林 純子|
抄録  キャンパス・アジアでは長期派遣学生に対して語学(中国語あるいは韓国語、および英語)を中心とする「派遣前研修」を実施している。2013年度春期学生派遣に際して、前年度の研修内容を改良し、派遣前研修プログラムを実施した。改良の要点は、1)派遣学生の決定から渡航までの継続的最長期間を利用すること、2)チューター制度を活用し、グループ講義・対面学習(チューター)・自習支援という複数の学習機会を組み合わせた点である。派遣前研修は、短期間ではあるが、留学経験の乏しい学生にとって、実質的・心理的準備を支援する重要な役割を果たすことが成果として確認された。本研修プログラムの一定の成果と課題は、今後増加していくと考えられる派遣留学プログラムの充実化を図るに際して共有できるものであると考える。
キーワード 留学生派遣 外国語学習 派遣前研修
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2013-12-30
9巻
開始ページ 17
終了ページ 26
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005394609