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ID 835
Eprint ID
835
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Effect of Spinach Carotenoids on Differentiation of Some Human Leukemia Cell Lines
著者
高木 茂明 岡山大学
樋詰 和久 岡山大学
木村 吉伸 岡山大学 Kaken ID publons researchmap
蓑和田 潤 林原(株)生物化学研究所藤崎細胞センター
松尾 良信 林原(株)生物化学研究所藤崎細胞センター
抄録
ホウレンソウ緑葉カロテノイドのヒト骨髄性白血病細胞株に対する分化誘導活性を調べると同時に,その目的に合致する活性測定法の選択,及び細胞株の選択を行った. ホウレンソウ葉カロテンはML-1,ML-2及びHL-60細胞の分化誘導活性を示し,ルテイン,ビオラキサンチン,ネオキサンチンのキサントフィル類は活性を示さなかった.ホウレンソウ葉カロテンは細胞の生存率を80-85%に低下させるが,キサントフィルの毒性は極めて弱い.そのカロテンの分化誘導活性はレテインとの共集合体を作らせることによって増加しており,これはカロテンと細胞との相互作用の増加を示すものである.カロテノイドを用いた場合の分化誘導活性測定法としてはNBT還元法と間接蛍光抗体法が有用であった.試験細胞として上記3細胞株はいずれも有用であるが,なかでもHL-60はホウレンソウ葉カロテンによる分化誘導活性を最も強く受ける。
発行日
1992
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
80巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
7
終了ページ
15
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa