このエントリーをはてなブックマークに追加
ID 824
Eprint ID
824
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Astringency of Peach Fruit in Different Fruit Parts, Trees and Orchards
著者
久保田 尚浩 岡山大学 Kaken ID publons researchmap
三村 博美 岡山大学
薬師寺 浩子 岡山大学
島村 和夫 岡山大学
抄録
モモ果実における渋味の発生要因ならびにその防止策を確立するための基礎資料を得ることを目的として,果樹園,樹体ならびに果実によるポリフェノール含量の違いを調査した.また,ポリフェノール含量の果実内での部位による違い,ならびにポリフェノール含量に及ぼす袋掛けの影響について調査した.成熟果実のポリフェノール含量は果実間や樹体間よりも果樹園間での差が大きかった.全フェノール含量と屈折計示度および高分子フェノール含量との間に各々1%レベルで正の相関が認められた.ポリフェノール含量は果皮で最も多く,果底部と縫合線部がこれに次ぎ,果肉中央部で最も少なかった,また,ポリフェノール含量は有袋果よりも無袋果で多かった.これらの結果をもとに,モモ果実の渋味発生と栽培条件との関係ならびにフェノール化合物の生成や蓄積について考察した。
キーワード
モモ
ポリフェノール含量
発行日
1992
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
79巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
45
終了ページ
51
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa