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ID 12425
JaLCDOI
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10
タイトル(別表記)
Grzegorz W. Kolodko 'Institutions, Policy and Growth', 2004.
フルテキストURL
著者
田口 雅弘 岡山大学 Kaken ID publons researchmap
吉崎 知子 ワルシャワ大学
抄録
経済成長の必要条件およびその可能性について,議論がほぼ出し尽されたので―これはポーランドに関しても同様(Kolodko 2002b and 2002c ; Noga 2004)―,ここで改めて社会の機能と発展にとって決定的に重要ないくつかの点について再考することは有益であろう。とりわけ,楽観的に立つ論者-根拠が説得的であることを望むが(Kolodko 2001)-がいる一方,同様に合理的な根拠から悲観的になりがちな論者(Główczyk 2003 ; Podkaminer 2004)がいるような場合はなおさらである。本稿では,成長要因,潜在成長率と実際の成長率との間の乖離の原因について論じる。とりわけ,市場経済制度の構造および機能と,そのフレームワークの中で採られる政策や政策手段の効率性との間の相互作用に関し,それが長期における生産量の変動にどのような影響を与えるかという視点からいくつかの問題を取り上げたい。様々な論点が考えられるが,少なくともそのいくつかはより注意深く検討する価値があろう。
備考
翻訳 (Translation) : この論文のオリジナルはGrzegorz W. Kołodko. 'Institutions, Policy and Growth' (2004, mimeo)である。
出版物タイトル
岡山大学経済学会雑誌
発行日
2005-06-10
37巻
1号
出版者
岡山大学経済学会
出版者(別表記)
The Economic Association of Okayama University
開始ページ
149
終了ページ
170
ISSN
0386-3069
NCID
AN00032897
資料タイプ
学術雑誌論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
oer