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ID 54020
JaLCDOI
Sort Key
8
タイトル(別表記)
The Effects of Video Self-Modeling on Improving Stretching Postures of a Student with Autism Spectrum Disorder
フルテキストURL
著者
松下 泰将 高知県立中村特別支援学校
大竹 喜久 岡山大学大学院教育学研究科 Kaken ID publons researchmap
抄録
 本研究では,自閉症スペクトラム障害のある生徒に対して,ストレッチ時の姿勢改善のためにビデオセルフモデリング(VSM)による指導を実施し,その効果を検証した。実験デザインとしては,ストレッチを構成する4つの姿勢(「伸展」「前屈」「捻転」「側屈」)間の多層ベースラインデザインを用いた。さらに,「伸展」については反転デザインを合わせて用いた。その結果,「伸展」と「前屈」で,VSM 導入直後の行動変容が確認された。また,「伸展」では,VSM の導入と除去,再導入のいずれにおいても行動変容が確認された。「捻転」については,VSM のみでは行動変容が確認されず,リハーサルと視覚的明示を追加する中で初めて行動変容が確認された。「側屈」では,それらの方略を加えても行動に変容が見られなかった。標的行動間でVSMの効果に差が認められたことについて,日常生活におけるこれら4種類の体操姿勢の使用頻度の違いの視点で考察された。
キーワード
ビデオセルフモデリング
自閉症スペクトラム障害
体操姿勢
備考
原著
出版物タイトル
岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日
2016-03-04
6巻
出版者
岡山大学教師教育開発センター
出版者(別表記)
Center for Teacher Education and Development, Okayama University
開始ページ
49
終了ページ
58
ISSN
2186-1323
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
著作権者
Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン
publisher
査読
無し
NAID
Eprints Journal Name
cted