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ID 54226
JaLCDOI
Sort Key
2
タイトル(別表記)
Reexamining Situated Learning Theory
フルテキストURL
著者
平田 仁胤 岡山大学大学院教育学研究 Kaken ID
抄録
本稿では,レイヴとウェンガーによって主張された状況的学習論に内在する問題を,その思想的源流に位置づけられるM.ハイデガーの著作『存在と時間』から指摘した。状況的学習論は実践共同体への正統的周辺参加こそが学習であると主張するが,それは同時に,共同体の意味連関に回収されてしまう頽落でもある。共同体において可視化される実践テクノロジーに馴染み,アイデンティティを獲得することが,そのまま当該実践共同体の自明視につながり,反省を困難にしてしまうのである。
キーワード
ハイデガー
実践共同体
透明性
意味連関
頽落
出版物タイトル
岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日
2016-02-25
161巻
出版者
岡山大学大学院教育学研究科
出版者(別表記)
Graduate School of Education, Okayama University
開始ページ
1
終了ページ
9
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bgeou