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ID 56051
フルテキストURL
fulltext.pdf 2.09 MB
著者
山本 悦世 岡山大学埋蔵文化財調査研究センター Kaken ID publons researchmap
山口 雄治 岡山大学埋蔵文化財調査研究センター Kaken ID researchmap
鈴木 茂之 岡山大学大学院自然科学研究科 Kaken ID publons researchmap
抄録
瀬戸内沿岸における縄文時代の人間活動を理解するためには、古地形復元と遺跡動態との関連を分析することが重要な視点となる。その第一歩として、同地域で有数の縄文遺跡密集地である岡山平野において、ボーリングコアを採取する調査を実施し、その地質調査から、特に海岸線に現れる環境変化の復元を試みた。その結果、縄文海進のピーク以降も、相対的な海水準変動が海岸線の変化をもたらし、人間活動に影響を与えた可能性が、遺跡動態の検討からも予想されることとなった。
備考
本冊子は、「岡山県南部地域における縄文~弥生時代の古地形復元と遺跡動態に関する考古学的研究」を課題とした、2015年度(平成27年度)~2017年度(平成29年度)の研究成果の一部で、JSPS 科研費15K02980の助成を受けたものである。
発行日
2018-02
開始ページ
1
終了ページ
7
資料タイプ
研究報告書
言語
日本語
論文のバージョン
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