JaLCDOI 10.18926/bgeou/10483
フルテキストURL 078_0207_0224.pdf
著者 稲田 利徳|
抄録 「兼好自撰家集」の和歌作品としての評判は、はなただ芳しくない。南北朝期の自筆稿本は現在するものの、他に室町時代の古写本を瞥見した体験もないし、兼好の和歌が室町期の歌論書に正面から問題にされることもない。また、影響や享受の方面から眺めても、同じ和歌四天王の一人である頓阿の「草庵集」の甚大さと比較してみても、あまりに微弱である。
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 1988
78巻
1号
開始ページ 7
終了ページ 24
ISSN 0471-4008
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002311199