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岡山大学学術成果リポジトリ
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文化共生学研究
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1巻 - 1号
Studies in Cultural Symbiotics
Published by Graduate School of Humanities and Social Sciences, Okayama University
DOI :
http://doi.org/10.18926/1641
文化相対主義の困難と「文化の共生」の可能性
北村 光二
岡山大学
Kaken ID
publons
researchmap
1_0029_0033.pdf
362 KB
発行日
2003
抄録
文化人類学の立場から「文化の共生」という問題を考えようとするとき、どうしても避けて通れない話題として、「文化相対主義」という考え方に関わる近年の議論がある。それによれば、20世紀の人類学のバックボーンであると考えられてきた「文化相対主義」が、認識というレベルにおいても実践のレベルにおいても、きわめて重大な欠陥を孕むものであり、それを深刻に受け止めざるを得ない状況が出現しているというのである。
ISSN
1880-9162
NCID
AA11823043
NAID
120002305949
JaLCDOI
10.18926/1641