Bulletin of Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University
Published by Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University

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算数・数学科における習熟度別・少人数指導の課題と展望

黒﨑 東洋郎 岡山大学 Kaken ID publons researchmap
発行日
2005
抄録
ゆとりの中で「生きる力」の育成を目指す学校教育は、「知識・技術」といった量的な学力よりも、「関心・意欲」、「思考力」といった質的な学力を重視するという方向を打ち出した。算数・数学科では、その意図実現のために指導内容が30%も大幅に縮減された。このため、当初から大幅な縮減は、算数・数学の学力低下を招くことが危惧され、それが実現に生じているのが現状である。こうした学力低下の歯止め方策として、算数・数学科の授業研究では、習熟度別・少人数指導の在り方の成否が問われている。そこで、本研究では、学校現場が取り組んでいる習熟度別・少人数指導の課題と展望を述べる。
キーワード
習熟度 (skill graded)
最低基準 (minimum standard)
マスタリーラーニング (mastery learnings)
教師のアカウンタビリティー (teachers' accountability)
ISSN
1346-3705
NCID
AA11529614
NAID
JaLCDOI