Proceedings of Okayama Association for Laboratory Animal Science
Published by Okayama Association for Laboratory Animal Science

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揮発性有機化合物の胎仔期曝露による仔マウスの Thl、Th2型免疫応答のかく乱

山元 昭二 独立行政法人国立環境研究所環境リスク研究センター高感受性影響研究室
Win-Shwe, Tin-Tin 独立行政法人国立環境研究所環境リスク研究センター高感受性影響研究室
藤巻 秀和 独立行政法人国立環境研究所環境リスク研究センター高感受性影響研究室
抄録
胎児期、乳児期は化学物質に対して高感受性の時期であるとも云われており、多種多様な化学物質による子供の健康影響とそのメカニズムを把握することは生体機能の正常な発達の観点から重要と考えられている。本研究では低濃度トルエンの胎児期曝露が仔マウスの全身および局所でのTh1/Th2免疫応答に及ぼす影響についてグラム陽性菌細胞壁成分ペプチドグリカン(PGN; peptidoglycan)との併用, 非併用下で検討した。その結果、5,50ppm トルエンのみもしくはPGN刺激との併用曝露は血中や脾臓においてTh1及びTh2型免疫応答に関係するいくつかの免疫パラメーター(総Ig抗体サブクラスの産生レベルや転写因子T-bet, GATA-3, Foxp3のmRNA発現等)をかく乱することを明らかした。
キーワード
感染
低濃度トルエン曝露
Th1/Th2バランス
免疫発達
備考
寄稿 (Contributions)