西村 伸子
岡山大学医学部附属病院二勤分院看護部
寺崎 佳代
岡山大学医学部附属病院二勤分院看護部
山本 貞枝
岡山大学医学部附属病院二勤分院看護部
吉尾 慶子
岡山大学医学部附属病院二勤分院看護部
中村 寿美江
岡山大学医学部附属病院二勤分院看護部
谷崎 勝朗
岡山大学三朝分院内科
1999年4月~12月の9ケ月間の遠隔地からの入院患者80名(痔痛性疾患47例,呼吸器疾患33例)を対象に,岡大三朝分院に来院した動機,入院前の状態,温泉療法の効果,薬剤の変化,退院決定の動機等について退院前にアンケート調査を行い検討を加えた。対象症例の年齢は60才以上の高齢者力て多く,入院期間は1ケ月~2ケ月末満が多い傾向であった。入院前の状態では,今までの治療に不満,限界を感じて来院している症例が71例(88.7%)を占めていた。地域別では広島,大阪,京都,兵庫からの来院か多く,その他18都府県に及んでいた。アンケート結果では,疾患別による若干の傾向と,温泉療法に対する評価として症状の改善が見られ,また,使用薬剤の減量の可能性が示唆された。
遠隔地 (distant area)
温泉療法 (spa therapy)
アンケート (questionaire)
呼吸器疾患 (respiratory disease)
疼痛性疾患 (pain disease)