気管支喘息に対する温泉療法の効果をピークフローメーターを用いて継時的(第1週,第5過,第9週)に検討した。1.軽症・中等症では,第5週で有意にピークフロー (PEF)値は上昇した.重症気管支喘息例では第9週に有意な改善を認めた。2.20%以上のPEF値の改善を認めた症例の割合は第5週では,軽症・中等症・重症群で40~50%であったが,第9週では軽症群で80%,重症群で54.5%に増加していた。中等症群では第5週と同等であった。3.第1週のPEFが200(L/m)以下の症例では第5週,第9過とPEFの有意な改善を示したが,200
bronchial asthma
spa therapy
peak expiratory flow (PEF)