本家 尚子
岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
草浦 康浩
岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
谷水 将邦
岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
御舩 尚志
岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
岡崎 守宏
岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
貴谷 光
岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
谷崎 勝朗
岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
高取 明正
岡山大学医学部附属病院三朝分院産科婦人科
奥田 博之
岡山大学医学部附属病院三朝分院産科婦人科
中井 睦郎
岡山大学医学部附属病院三朝分院放射線室
穐山 恒雄
岡山大学医学部附属病院三朝分院放射線室
27~85才の女性143例における骨塩量を,定量的QCT法
(quantitative computed tomography)を用いて測定し,年令,身長,体重及び原疾患(慢性関節リウマチ),使用薬剤(ステロイド・骨強化剤)の因子の骨塩量に及ぼす影響について検討した。その結果,1)加令とともに骨塩量は低下するが,特に40才代後半から60才代にかけての低下が顕著であり,また,
他因子の影響を受けやすい。2)体型的因子としては.痩せ型で低身長の人に低値の傾向がある。3)ステロイド使用の有無における検討において,特に50才代で使用群が著明に低値であることが明らかとなった。また,薬剤の因子の考察に関しては,さらに経時的検討か必要であると思われた。
骨粗鬆症 (Osteoporosis)
定量的コンピューター断層法 (QCT (quantitative computed tomograpy))