REPO

岡大三朝医療センター研究報告 62巻
1991-08 発行

三回分院外来における女性の腹圧性尿失禁の実態調査

奥田 博之 岡山大学医学部附属病院三朝分院産科婦人科
高取 明正 岡山大学医学部附属病院三朝分院産科婦人科
出石 通博 岡山大学医学部附属病院三朝分院薬剤部
吉田 順子 岡山大学医学部附属病院三朝分院看護部
山上 桂子 岡山大学医学部附属病院三朝分院看護部
坂田 旬子 岡山大学医学部附属病院三朝分院看護部
谷崎 勝朗 岡山大学医学部附属病院三朝分院内科
Publication Date
1991-08
Abstract
三朝分院外来を訪れた女性患者を対象に尿失禁に関する18項目のアンケート調査を行った。その結果,全体の過半数が尿失禁の経験者であった。腹圧性尿失禁が大部分を占め,高齢になるほど 経産回数が多いほど頻度が高くなる傾向がみられた。そのうちの約1割に尿漏れの頻度と程度が重かった。以上より,尿失禁について積極的な啓蒙,診断,治療の必要性が認められた。
Keywords
腹圧性尿失禁 (Urinary stress incontinence)
ISSN
0913-3771
NCID
AN10084718
NAID