REPO

岡大三朝医療センター研究報告 58巻
1987-08 発行

液体シンチレーション計数器を用いるRn-222の簡易定量法

御舩 政明 岡山大学医学部附属病院三朝分院中央検査部
Publication Date
1987-08
Abstract
鉱泉水中のラドンを測定するため,抽出法を省略し,少量の試料水を直接液状シンチレーターに溶解し,液体シンチレーション計数器を用いて放射能を測定し,次いで簡単な計算法により試料水中のラドン濃度を計算する簡易定量法を試みた。本法を用いて一鉱泉水のラドンを反復測定した際の精度は,σ=0.136nCi/l,CV=5.77 % ,(x=2.36n Ci/l)であった。次に本法でのRnの最少検出量は,0.2nCi/lである。原法と本法とを用いて得られた測定値の間には,r=0.996,y=0.818x+0.875なる相関関係が成立した。本法を使用すると,簡単な予備処理後,極短時間内にラドンの測定が可能なため,花崗岩地域の井水,鉱泉水中のラドンを定量するためには,有用な方法である。
Keywords
鉱泉水 (Mineral waters)
ラドン (Radon)
放射能泉 (Radioactive springs)
液体シンチレーション計数器 (Liquid scintillation counter)
ISSN
09133771
NCID
AN10084718
NAID