田中 淳太郎
岡山大学医学部附属環境病態研究施設成人病学部門
松本 秀次
岡山大学医学部附属環境病態研究施設成人病学部門
妹尾 敏伸
岡山大学医学部附属環境病態研究施設成人病学部門
入江 誠治
岡山大学医学部附属環境病態研究施設成人病学部門
越智 浩二
岡山大学医学部附属環境病態研究施設成人病学部門
武田 正彦
岡山大学医学部附属環境病態研究施設成人病学部門
原田 英雄
岡山大学医学部附属環境病態研究施設成人病学部門
臓器反射スペクトル法と内視鏡を併用して胃粘膜血流を測定し，当院温泉水飲用の消化機能に対する基礎的検討を胃粘膜血流を指標に行なった。温泉水の対照として空気と白湯を選び3群に分け検討した。その結果，温泉水は空気に比し胃粘膜血流を増加させる作用を有していることが示唆された。また温泉水は部分的ではあるが白湯にくらべても胃粘膜血流を増加させる作用があることが示唆された。よって飲泉療法の消化器疾患に対する臨床的有用性が胃粘膜血流の面からもうかがわれた。
飲泉療法 (Spa-drink therapy)
消化器機能 (Digestive function)
胃粘膜血流 (Gastric mucosal blood flow)
臓器反射スペクトル法 (Organ reflex spectrophotometry)
