Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

ICU看護ケアの自己効力に関する研究

梶清 友美 岡山大学医学部附属病院集中治療部
金只 共世 岡山大学医学部附属病院集中治療部
中西 美佐子 岡山大学医学部附属病院集中治療部
窪田 千代香 岡山大学医学部附属病院集中治療部
住吉 和子 岡山大学医学部保健学科看護学専攻
川田 智恵子 岡山大学医学部保健学科看護学専攻
山田 一朗 岡山大学医学部保健学科看護学専攻
抄録
ICU看護婦の看護ケアの自信(以下ICU看護ケアの自己効力とする)の程度を知り,ICU看護ケアの自己効力に影響する要因を明らかにすると同時に,ICU経験3年以上の15名の看護婦についてはICU看護ケアの自己効力とリーダーとしての自信(以後リーダーシップの自己効力とする)との関係を明らかにすることを目的する。ICU看護ケアの自己効力とリーダーシップの自己効力について尺度を作成し,ICU勤務の看護婦48名を対象として調査を行った。有効回答数は45で,平均年齢は27.8±5.0歳であった。その結果,以下の3点が明らかとなった。1.年齢,看護婦経験年数,ICUでの経験年数が増すごとにICU看護ケアの自己効力も上昇していた(年齢:r(s)=0.35,pく0.05,看護婦経験年数:r(s)=0.35,pく0.05,ICUでの経験年数:r(s)=0.56,P<0.01)。2.配属の希望の有無,職場に満足しているか否か,看護ケアが患者の回復に影響すると考えているか否かについては,ICU看護ケアの自己効力への影響を認めなかった。3.リーダー役割をとっている看護婦のICU看護ケアの自己効力とリーダーシップの自己効力の間には,有意な相関はみられなかった。
キーワード
自己効力 (Self-efficacy)
ICU看護ケア (ICU Nursing)
リーダーシップ (Leadership)
ISSN
1345-0948
NCID
AA11403004