Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University (ISSN 2186-1323)
Published by Center for Teacher Education and Development, Okayama University

スクールボランティアへの学生による主体的参加を促す新たな取り組みと考察

佐藤 大介 岡山大学 地域総合研究センター researchmap
山根 文男 岡山大学 教師教育開発センター
江木 英二 岡山大学 教師教育開発センター
曽田 佳代子 岡山大学 教師教育開発センター
近藤 弘行 岡山大学 教師教育開発センター
後藤 大輔 岡山大学 教師教育開発センター
発行日
2015-03-06
抄録
 教員養成における学校現場での実践的・体験的活動が昨今一層求められている。教育再生実行会議での提言 や中央教育審議会での報告でも,採用前の学生の学校現場でのボランティア活動を推奨している。こうした中, 2013 年度の岡山大学におけるスクールボランティア活動の登録者数が大幅に減少した。要因としては学校現場 でのインターンシップ活動が必修化された点が大きいが,インターンシップとボランティアの長短を学生は理解 し参加していく必要がある。こうした社会的要請や大学における課題などを踏まえ,スクールボランティアビュー ローに新たに「学生スタッフ制度」を設けた。学生の立場から,スクールボランティア活動を多面的に支援し, 関連事業の企画・参画・連携を学生と教職員が協働して実施するものである。最初の取り組みとして,2014 年4 月には「スクールボランティアフェア2014」を開催した。
キーワード
教員養成
スクールボランティア
学生スタッフ制度
備考
原著
ISSN
2186-1323
NAID
JaLCDOI