Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University (ISSN 2186-1323)
Published by Center for Teacher Education and Development, Okayama University

幼児期の防災教育に活用可能な教材の検討と条件

馬場 訓子 岡山大学学術研究院教育学域
大蔵 蓮
蓮井 和也 岡山大学大学院教育学研究科
西山 節子 岡山市庄内認定こども園
発行日
2023-03-30
抄録
 本論では,地震災害や地震防災に焦点を当て,幼児期の防災教育に活用されている具体的な教材を取り上げ,それらに見る共通の特徴や要素について検証した。それらを踏まえ,教育効果を期待できる幼児期に適した教材の条件について検討したところ,①子どもの発達過程や興味関心に即している,②遊びを通して学べる,③歌唱や身体表現を伴う,④子どもにとって親しみのある生き物や人物が登場する,⑤手軽に入手できる,⑥生活に密着している,等が求められると考えられた。幼児期の防災教育における今後の教材開発に関する課題は,被災経験を有さない多くの子どもに対する現実味のある防災教育を実現させること,自然災害が発生する簡単なメカニズムについて知的好奇心が高まる教材を開発すること,が挙げられた。
キーワード
幼児期 (Early childhood)
地震 (Earthquake)
防災教育 (Disaster Prevention Education)
教材 (Teaching Materials)
条件 (Requirements)
ISSN
2186-1323
JaLCDOI