Bulletin of Higher Education Okayama University
Published by Global Partners, Center for Faculty Development, Language Education Center, Career Development Center Okayama University

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イングリッシュ・カフェ 実践報告- 4年間の軌跡とその成長についての考察

宇塚 万里子 岡山大学言語教育センター Kaken ID researchmap
発行日
2013-12-30
抄録
 岡山大学言語教育センターでは、英語コミュニケーションを実践する場を設けることにより、1.学生の英語学習意欲の向上や自律学習の促進につなげる、2.留学生との交流を通して異文化理解力を培う、などを目的として、平成21年5月にイングリッシュ・カフェを開設した。そして、それは4年後には当初の約8倍以上の広さを持つL-café(ソーシャル・ラーニング・スペース/ 語学カフェ)へと発展。本稿では、活動データと学生アンケートを基に4年間の軌跡をたどり、スタートしたばかりの初期、使用言語や学生スタッフ採用が始まった第二期、学生が積極的にカフェ運営に参加するようになった第三期に分類した。その結果、ソーシャル・ラーニングの実践とスチューデント・ティーチャーをはじめとする学生の積極性がカフェの発展の大きな要因の一つであることが考えられる。
キーワード
自律学習
ソーシャル・ラーニング
スチューデント・ティーチャー
ピア・ アドバイジング
ISSN
1881-5952
NCID
AA12114090
NAID
JaLCDOI