Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

<Formerly known as>
岡山大学教育学部研究集録 (1号-137号)

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ドイツ民法典(1896年)の光と影

平田 公夫 岡山大学
抄録
ドイツにおける民法の統一は,1871年のビスマルク帝国の成立という政治統一を背景に 四半世紀の準備期間を経て, ようやく19世紀未になってはじめて達成された。本稿は, 1874年から1896年に至るドイツ民法典(BGB)の編纂史を辿りつつ,その法典が民法の統 一化を成し遂げ,近代市民社会の柚象的一般的私法として今日もなお長命性・耐久性を誇り つつ,他方で,当時の立法諸力の影響や転換期という時代的制約を受ける中で,その妥協的 性格および社会保守的性格のゆえに,制定時にはすでに否定的評価を受けざるを得なかった 経緯を明らかにしたものである。
キーワード
法の統一
第一草案
第二草案
自由主義の遅れて生れた子
社会保守的性格
ISSN
0471-4008
NCID
AN00032875