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ID 651
Eprint ID
651
フルテキストURL
タイトル(別表記)
The Effects of Inbreeding on Body Weight, Age at Sexual Maturity and Egg Weight in Japanese Quail
著者
佐藤 勝紀 岡山大学
山本 敏幸 岡山大学
伊東 伸一 岡山大学
小林 英文 岡山大学
猪 貴義 岡山大学
抄録
本研究は,近親交配の継続によって発現する近交退化現象を明らかにする目的で,日本ウズラを用い,きょうだい交配によって近交世代を進めた場合の体重,性成熟日齢,卵重について近交群と無作為交配群とで比較検討した. なお,本研究に用いた日本ウズラは,岡山大学農学部家畜育種学教室で無作為交配によって維持してきた集団を基礎として得られた近交群と無作為交配群である. 体重は艀化時,艀北後2,4,6,10週齢時に,卵重は13週齢時に測定した. 得られた結果は以下の通りである. 1.近交に伴う系統数と家系数の推移について検討した結果,近交群では,1世代目16系統36家系で出発したが,4世代目では3系統14家系となり,近交に伴い系統数と家系数が急激に低下した. これに対して,近交群では,毎世代40家系を維持した. 2.近交群と無作為交配群における体重,性成熟日齢,卵重について比較検討した結果,近交群では,無作為交配群に比較していずれの形質も劣る傾向が認められた. 特に,雄と雌の4週齢と6週齢時体重は,いずれの世代においても両群間に有意な差が認められた. 3.体重,性成熟日齢,卵重の退化現象について回帰の面から検討した結果,いずれの形質も退化の傾向がみられた. 近交係数10%増加あたりの回帰係数に有意差が認められたのは雌の6週齢時体重であった. 近交係数10%増加するごとに,雌の6週齢時体重は3.27g減少することが示された. 性成熟日齢は,雄では0.67日,雌では0.96日遅延し,卵重は0.21g減少することが示された. 4.以上の結果から,近交に伴う体重,性成熟日齢,卵重の退化は,ヘテロ接合体の減少に伴うホモ接合体の増加に起因したものと考えられた。
発行日
1983
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
61巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
25
終了ページ
32
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
Japanese
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa