このエントリーをはてなブックマークに追加
ID 7100
Eprint ID
7100
FullText URL
O002573.pdf 431 KB
Author
Abstract
コンクリー卜構造物において、クリープや乾燥収縮等の時間に依存する変形挙動は、コンクリートのたわみやひびわれに重大な影響を及ぼす。従って、コンクリート構造の限界状態設計法においては、コンクリー卜の強度特性のみならず、変形特性をも正しく把握する必要があるとされている。すなわち、クリープや乾燥収縮等の時間に依存する変形挙動を正しく理解しておくことが、コンクリート構造物の使用性の検討上のきわめて重要な要件となる。また、プレストレス卜コンクリート構造物においてはクリープひずみおよび乾燥収縮ひずみが、プレストレスト力減退の原因となるため、その適切な予測が設計上の要諦となる。しかし、設計に用いるクリープひずみまたは乾燥収縮ひずみは、原則として、実験によって求めなければならず、多大な時間, 労力および経費を費やす。従って、これら時間に依存するひずみの影響を設計において考慮するために、複雑なクリープ問題を簡単化した手法に頼らざるをえないのが現状である。本研究は、一定持続応力下におけるコンクリートのクリープ予測式および乾燥収縮ひずみ予測式の確立と変動応力下におけるクリープひずみの解析手法を確立することを目的とし、その設計への適用性を検討するものである。
Published Date
1993-03-28
Publication Title
Content Type
Thesis or Dissertation
Grant Number
乙第2573号
Granted Date
1993-03-28
Thesis Type
Doctor of Philosophy in Engineering
Grantor
岡山大学
Thesis FullText
Thesis or Dissertation (See FullText URL)
language
Japanese
File Version
publisher
Refereed
Unknown