岡山大学教育学部附属教育実践総合センターActa Medica Okayama1346-3705812008大学一般教育体育実技のスノーボード授業に対する受講学生の意識109116ENTatsuoYamaguchi10.18926/14408本研究は、スノーボード集中講義の履修希望学生および受講生を対象に、スノーボード授業に対する意識を調査したものである。授業実施前と実施後にアンケートを実施した結果、学生の意識が以下の如く明らかになった。即ち、受講の動機としては以前から体験を望んでおり、授業にはスキルの向上や知識の獲得を期待していた。実習期間としては2泊3日、実習地には近くを望んでいる。約4万円の費用は半数以上が妥当とみなしている。本集中講義の総合的評価は高かった。No potential conflict of interest relevant to this article was reported.岡山大学大学院教育学研究科Acta Medica Okayama1883-24231402009大学一般体育のテニス授業受講学生のスキル向上について119122ENTatsuoYamaguchi10.18926/bgeou/15035大学の体育一般実技科目のテニスコースを選択した学生を対象に,授業開始週と授業最終週に同一のスキルテストを実施し,基本技術の中のサービスとグラウンドストロークのスキル向上の実態を明らかにしようとした。週1回180分の授業を15週実施した結果,テストの平均得点は約3割増加し,テニス授業受講によりテニススキルが向上すると考えられた。中でも,スキル向上が明確認められたのはオーバーハンドサーブであった。No potential conflict of interest relevant to this article was reported.岡山大学教育学部附属教育実践総合センターActa Medica Okayama1346-3705912009大学一般教育体育実技のスノーボード授業におけるスキルの向上5762ENTatsuoYamaguchiKiyoshiSugiyama10.18926/15104本研究はスノーボード集中授業により初心者の滑走スキルがどの程度向上したかを検討したものである。実技試験を実施した結果、以下の如くの結果が得られた。即ち、転倒者の割合は女子班では55.6%、男子班では50.0%と約半数が転倒する状態であった。男子班は全員、連続ターンが出来ていたが女子班
では出来ないかほとんど出来ない者が約4割であった。平均ターン回数は男子班が9.8回,女子班が2.9回で女子班の値が小さかった(P<0.1)。その理由については、男女の体力差や指導方法の違いなどが考えられる。試技の平均所要時間は男子班が33.0秒で女子班が41.0秒であった。経験者班を基準にする
と男子班は12.6%,女子班は40.0%余分に時間を要している状態であった。事前のスケートボード練習の有効性は確認できなかった。理由としては、練習の回数と時間が少な過ぎたことと参加者数が少なかったことによると推察される。No potential conflict of interest relevant to this article was reported.