JaLCDOI 10.18926/bgeou/9176
FullText URL 064_0077_0087.pdf
Author Yanagihara, Masafumi|
Abstract 反応時間パラダイムによる認知情報処理過程の分析を通じて,P300の中枢発現機序を考察した。文字刺激を用いて,刺激媒介系の異なる四つの異同判断課題を与えた結果,刺激対の照合決定過程の発動に呼応してP300が出現することが明らかにされた。P300の頂点潜時が反応時間よりも20~30msec先行する事実を指摘し,最近の研究成績との関連を論じた。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1983
Volume volume64
Issue issue1
Start Page 77
End Page 87
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002311164
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9178
FullText URL 064_0109_0121.pdf
Author Yamanaka, Yoshikazu|
Abstract 本稿が明らかにしたいとおもうことがらは以下のとおりである。すなわち、本居宣長の古道論の特質を教えとの関連において考察し、このことを通して宣長の古道論において、道学的といってもよい性格がみられることを明らかにする。そしてこの道学的性格が、その後、更に積極的に拡充されていくことにより、教化的性格をおびた国学が出現することを、藤井高尚の場合を例にとって検討していくことである。国学における教化論の展開については、従来次のようなことがいわれてきた、「国学神道による教化の障碍は篤胤によってひとつひとつ除去され神道を手段として教化の手は人間の内的心情の奥深くまで滲透する。」ようになったと。だが、本稿のような作業を経ることによって、実は、宣長の学問の歌文の方面での継承者においても、教化への志向がみられることが指摘されねばならないことが明らかになるものと思われる。
Keywords 本居宣長 古道論 藤井高尚 教化論
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1983
Volume volume64
Issue issue1
Start Page 109
End Page 121
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002311100
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9192
FullText URL 064_0331_0356.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 正徹の家集「草根集」全十五巻のうち、巻一には、いわゆる定数歌の類が十三種まとめて収められている。この十三種の定数歌を、名称、詠歌年時、詠歌場所に留意して表示すると第Ⅰ表のようになる。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1983
Volume volume64
Issue issue1
Start Page 31
End Page 56
ISSN 0471-4008
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002311125