Bulletin of Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University
Published by Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University

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AN EMPIRICAL STUDY ON AN IDEAL TEACHER CONCEIVED BY UNIVERSITY STUDENTS

Yamane, Fumio
Furuichi, Yuichi Kaken ID researchmap
Kida, Katsuhiko
Published Date
2010-03-10
Abstract
教師に求められる能力,態度等について検討するため,岡山大学教育学部等に在籍する学生を対象に調査を実施した。調査では,岡山大学教育学部教員養成コア・カリキュラムにおいて育成を目指している4 つの力,岡山市教育委員会が設定している教職員に求める資質能力,岡山県教育委員会が設定している教員像をもとに作成した20の項目について,各内容の重要性の程度の評定を求めた。その結果,「子どもとのコミュニケーション力」や「子どもの変化に気づく力」などの評定値が高く,学生たちは,これらの能力,態度等を教師に求められるものとして重視していることが明らかにされた。ただし,評定結果は,学校種により異なり,「わかりやすい授業をする」については中・高校教諭を志望する学生の評定値が高く,「子どもとのコミュニケーション力」や「だれに対しても笑顔で明るくかかわる」などについては幼稚園教諭を志望する学生の評定値が高かった。
Keywords
理想の教師像 (ideal teacher)
教師に対する期待 (expectation for teachers)
教師の適性 (aptitude for teachers)
ISSN
1346-3705
NCID
AA12457417
NAID
JaLCDOI