Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

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膵癌の早期診断法の検討 ―膵集検の試み―

Matsumoto, Shuji
Ochi, Koji
Irie, Seiji
Takeda, Masahiko
Tanaka, Juntaro
Harada, Hideo
Abstract
膵癌を治癒に導くためには早期診断,早期切除以外に方法はない。そこで,無症状者のなかから早期膵癌を発見するためのスクリーニング法を検討するためProspective studyを実施した。人間ドック目的の来院患者を主とする三朝分院外来患者776名を対象とし,一次スクリーニング検査として,血清アミラーゼ,エラスターゼⅠ,CA19-9,アルカリフォスファターゼ,γ-GTP,血糖値の測定および腹部超音波検査を施行し,異常者に対して二次スクリーニングとして腹部超音波検査の再精査およびERCPを施行した。その結果,早期膵癌1例および進行膵癌2例を検出し,膵癌発見率は0.39% と満足のいく結果が得られた。しかし一次スクリーニング検査の要精検率は46% と高値を示したこと,一次スクリーニング検査の費用は胃集検の約3.3倍,二次スクリーニング検査の費用は胃精査の約2.6倍かかることからcost-benifitの面で問題となった。また見逃し症例の有無をモニターするためfollow upも今後の問題として残った。
Keywords
膵集検 (Mass screening)
早期膵癌 (Early pancreatic cancer)
膵癌の早期診断 (Early diagnosis of pancreatic cancer)
ISSN
09133771
NCID
AN10084718