Journal of Okayama Medical Association
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単個培養された二倍体性肝細胞の3'-Me-DABによる試験管内癌化

Shiraishi, Masayuki
Thumnail 91_407.pdf 1.16 MB
Abstract
正二倍体性単個クローンを使用し, 3'-Me-DABによる正常ラット肝細胞癌化の可能性を追求した.1)5γ/mlないしは80γ/ml 3'-Me-DAB,140日間連続処理により,細胞の癌化を認め,以降, 3'-Me-DAB処理後, 3'-Me-DABを含まない正常培地に置き換えられた系でも癌化を認めた.尚対照群では, 3'-Me-DAB処理細胞の殆んどに癌化を確認した時点の232日迄に自然癌化は,認めなかった.2)癌化過程における3'-Me-DAB処理細胞の特性の変化としては,形態異常染色体上の変化, 3'-Me-DABに対する耐性の獲得などが認められたが,増殖性,血清要求性については対照群との差は認められなかった.
Keywords
単個培養
正二倍体性
3'-Me-DAB
癌化
ISSN
0030-1558
NCID
AN00032489