Journal of Okayama Medical Association
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実験的アレルギー性肝炎の研究 第1編 AKRマウス肝抽出液によるC57Blマウス長期感作後の組織学的変化

Hirata, Hiroaki
Thumnail 87_1009.pdf 3.38 MB
Abstract
ヒトのウイルス性肝炎の発症および慢性化のアレルギー性機序を解明するための一手段として, AKR肝抽出液を抗原としてC57Blに長期感作を施行し,肝グリソン氏鞘内に著明な円形細胞浸潤,piecemeal necrosis,肝細胞壊死,星細胞の反応を作成しえたが,リンパ沪胞の形成,肝グリソン氏鞘の結合織の増生は認められなかった.以上の組織変化は肝炎B抗原,すなわち, hetero抗原とその抗体とのアレルギー機序によって生じると考えられるヒトのウイルス性肝炎の組織表現にかなり類似している.しかし,長期感作を中止し放置すると,組織変化は消褪した.
ISSN
0030-1558
NCID
AN00032489