Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

外来透析者のQOLの傾向

Kobayashi, Yuu
Hayashi, Yuko
Kanao, Naomi
Abstract
本研究の目的は,外来透析者の主観的な評価によりQOLを測定し,そのQOLの傾向を明らかにすることである。対象者は,名古屋・大阪・岡山・広島の4施設における外来透析者で,研究に同意を得られた341名とし,研究方法は,自己記入式質問紙法を用いた。測定用具は,Ferrans & PowersのQuality of Life Index (QLI)を翻訳して用い,データ分析はプロマックス法による因子分析を行なった。QLI項目を因子分析した結果,「社会・経済的な機能」「家族・他者からの支え」「心の安寧」「身体の健康」「医療と教育」の5因子が抽出された。そして,「家族・他者からの支え」および「医療と教育」はQLI得点が高く,「社会・経済的な機能」および「身体の健康」は低いことが明らかになった。従って,QOLを高めるためには,社会的側面や身体面をより重視して看護していくことが重要であると考えられた。
Keywords
透析看護 (hemodialysis patient)
QOL (quality of life)
満足度と重要度 (factor analysis)
ISSN
0917-4494
NCID
AN10355371