混合粒子型硫酸バリウムバリトゲンHD200w/v%懸濁液について,バリトゲン160w/v%懸濁液と比較検討を行った。懸濁液安定性は両者共良かった。臨床評価においては,付着性,胃小区描出能は同程度であり,辺縁の描出能は良かったが凝集・ムラ付き,気泡は多くみられ懸濁液濃度について検討を加える必要があると考える。飲み易さは,バリトゲンHD200w/v%懸濁液のほうが濃度が高いのにもかかわらず飲み易く好評であった。
造影剤 (contorast media)
硫酸バリウム (barium sulfate suspension)
消化管検査 (barium examination)