Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

増感紙フィルム系の物理特性 ―胸部用新システム―

Yoshida, Akira
Nakamura, Nobue
Nakagiri, Yoshitada
Sugita, Katsuhiko
Honda, Mitsugi
Abstract
胸部専用の新しい増感紙/フィルムシステムについて物理的画質特性を測定し、従来のシステムと比較を行った。測定した新システムは、日本コダックのインサイトシステムからHC/IT-1、富士メディカルシステムのADシステムからHG-M/UR-1、コニカのEXシステムからXG-S/ES-C である。従来のシステムとして富士メディカルシステムのHR-4/Super HR-S を使用した。その結果、新システムは22~73%感度は高く、特性曲線においては低濃度部を持ち上げ、最大コントラストは高濃度側にシフトしていた。空間周波数2cycles/mmで相対鮮鋭度を比較すると、新システムが10~30%程度の低下となっていた。ノイズは、濃度1.0で新システムが35~46%の減少となった。以上より、新システムは、縦隔部の濃度を上げ、粒状性の改善を重視した設計となっていることが分かった。
Keywords
増感紙フィルム系 (screen-film system)
物理特性 (physical properties)
感度 (speed (film sensitivity))
コントラスト (contrast)
鮮鋭度 (resolution)
粒状性 (granularity)
ISSN
0917-4494
NCID
AN10355371