Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

気管内吸引カテーテルに付着した一般細菌の生菌数測定方法に関する検討

Inukai, Masako
Nomura, Kayo
Watanabe, Kumi
Senda, Yoshiko
Mitsuhata, Ritsuko
Abstract
気管内吸引カテーテルに付着した一般細菌の生菌数測定方法について,超音波法およびチューブミキサーによ攪拌法を用いて検討した。まず,人工的に緑膿菌を付着させた気管内吸引カテーテルを超音波処理することにより生菌数を測定した。その結果,処理時間が1分を経過すると生菌数は減少をはじめ経時的に減少傾向を示した。一方,攪拌法では0.5分の処理をピーク値としてその後の減少傾向は認められなかった。次に,在宅療養患者に使用したカテーテルをチューブミキサーで0.5分攪拌後,生菌数の測定を行った。また,同じカテーテルを用いて走査型電子顕微鏡による観察を行った結果,画面上の細菌数の印象と生菌数の測定結果に矛盾はなかった。これらのことから気管内吸引カテーテルに付着した一般細菌の生菌数測定方法として,生理食塩水に入れたカテーテルをチューブミキサーで攪拌する方法が有用であると考えられた。
Keywords
気管内吸引カテーテル (Endotracheal suction catheter)
付着菌の解離 (removal of attached bacteria)
生菌数測定方法 (viable cell counts)
細菌学的評価 (microbiological evaluation)
形態学的評価 (morphological evaluation)
ISSN
1345-0948
NCID
AA11403004